根掛かりが少なく、どんなシチュエーションでもバスを連れて来てくれるネコリグ。 様々な形に派生して、そのリグり方は、少し複雑になっています。 今回は、そのフックにフォーカスして記事を書きます。 この記事を読んでいただくことによって、「ネコリグの針の種類はどんなものがあるの?」「フックサイズは、どれが適切?」「ワームの向きってどっち?」「フックをセットする位置ってここであってる?」といった悩みが解決できます!
目次
ネコリグのフックの種類 3タイプ
【Aタイプのおすすめ】フッキングマスター ネコリグオフセット
出典: ナチュラム
ネコリグ専用のオフセットタイプのフック。 そもそも根掛かりしにくいネコリグですが、それでもどうしても引っかかるところがあります。 そんな時に活躍するのがノガレスさんのフッキングマスター ネコリグオフセット。
根掛かりしにくさ | ★★★★★ |
艶かしい動き | ★★★ |
フッキングの良さ | ★★★★★ |
リグリやすさ | ★ |
良心的価格 | ★★★★★ |
超ワイドゲープなのでフッキング率が高い!
通常のネコリグはワームの長さに対して、フックサイズが小さいので、送っても(アタリを感じてから少し待っても)どうしてもすっぽ抜けることがあります。このフックなら安心です。 また、琵琶湖で使用するようなロングワームでも使いやすそうです。
ネコリグオフセットの刺し方、使い方
焦ってリグるとラインのヨレが発生してアクションに支障をきたすので、リグる時は丁寧にお願いします。ワームの刺し方がちょっと複雑ですが、根掛かりしないので結果的に楽チンです! さらに、ペグを利用すると、ワームがズレにくくて良いです。 このネコリグオフセットをテキサスリグで使うのもおすすめです。 特に、パンチングで使用時のテキサスリグ で、ピックアップする度に、ワームのズレを直すのが面倒だ!という経験のある方も多いのではないでしょうか。 そんな方に、テキサスでもネコリグオフセットを使うことをオススメします!
【Bタイプのおすすめ】FINA N.S.S. スナッグレスネコ
出典: ナチュラム
川村光大郎さんが考案したフック。
根掛かりしにくさ | ★★★★ |
艶かしい動き | ★★★★ |
フッキングの良さ | ★★★★ |
リグリやすさ | ★★★★★ |
良心的価格 | ★★★ |
糸よれ防止のNSSチューニングモデルがおすすめです。
スナッグレスネコの刺し方、使い方
リグり方もとてもシンプルで簡単。なのに、根掛かりが少ない。 さっとリグって、ストレスなくカバーにも撃てる優秀なフックです。
【Cタイプのおすすめ】ワイルドモスキート ダブルガード
出典: ナチュラム
このタイプを使用する場合、ワイルドモスキートダブルガードのようなガード付きを使用することによって根掛かりを抑えます。
根掛かりしにくさ | ★★ |
艶かしい動き | ★★★★★ |
フッキングの良さ | ★★★ |
リグリやすさ | ★★★★ |
良心的価格 | ★★★★ |
このタイプのメリットはなんと言ってもチョン掛けの動きの良さ。 3タイプで一番艶めかしくリアルな動きを演出できます。
ワイルドモスキート ダブルガード刺し方、使い方
熱チューブを利用することで、ワームだけ飛んでいってしまうことを防ぎます。
結局どのフックタイプがオススメなの?
僕がオススメするのは、基本的にBタイプのFINA N.S.S. スナッグレスネコで、 どうしても根掛かりが多いポイントで、Aタイプを使用することです。
ネコリグのフックサイズは?大きすぎてはダメ?小さすぎてもダメ?
適切なサイズは、セットするストレートワームの太さによって決まります。 バスが食い込んだ際にワームがズレますよね。 しっかりグイッとずれる余裕のあるゲープ幅のフックを選べばOKです!
小さすぎるフックはNG?
せっかくバスが食ってきたとしても、しっかりとフッキングせずにすっぽ抜ける原因になります。
大ききすぎるフックもNG?
ワームのブルブルした艶かしい動きを阻害するので、ワームに対して適切なサイズを選びましょう。 ただ、どうしてもフッキング率をあげたい、食ってくるバスのサイズが大きいなどといった場合は、不自然に大きいフックサイズを使うこともあります。
代表的なワームとおすすめフックサイズ
スワンプクローラー | #2前後 |
マグナムスワンプ | #1/0~#2/0 |
カットテール3.5inch | #7〜#3 |
カットテール4inch | #1/0前後 |
ドライブクローラー4.5inch | #1/0前後 |
ドライブクローラー5.5inch | #2/0前後 |
トルキーストレート4,8inch | #1/0前後 |
フリックシェイク4,8inch | #1/0前後 |
ブレーバー5.7inch | #2/0前後 |
ネコリグのワームのセット位置はどこが適切?
ボトムまで沈んだ際に45度の姿勢で立つ位置とされています。 なので、ワームの種類によって変わるんですね。 ただ、45度の姿勢というのもあくまで基本であって、生命感のある艶かしい動きをあなたの目で確認してリグるのが一番だと思います。
ワームの向きってどっちが正解?
真逆の意見もあるようですが、下図の左側が正解です!
ワームが45度を保ちながらボトムをピクピクしながら動く様子を思い浮かべたら、ラインがどちらにあるべきか分かりますよね。
逆にセットしてしまうと、追ってくるバスに対して、ワームの尻尾がプルプルとアピールしてくれません。
いかがでしたでしょうか。様々な形に派生して進化しているネコリグですが、最初の考案者は村上晴彦さんなんですね。 村上晴彦さんについて詳しく知りたい方は、 【徹底調査】釣りの天才・村上晴彦のプロフィール。考案リグやタックルや経歴をどうぞ。
コメントを残す