ボンバダテルさんプロデュースのボンバダアグア「トビキチ」の紹介とインプレです。
初日からいい感じ。トビキチの特徴と、自分なりの使い方を紹介します。
ボンバダアグア「トビキチ」とは
プラスワンルアーの蒲田さんという方がもともと作っていたルアーに、ボンバダテルさんが惚れたことが発売のきっかけとなりました。
蒲田さんは、スーパーの裏でオリジナルで開発していたそう。
それをボンバダテルさんと量産型プラバージョンとして共同開発し、2017年にボンバダアグアから発売されました。
ボンバダテルさんが初めて使った日から、ロクマルは釣れ、はじめはたまたまだと思っていたのが、その後もデカバスが連発。検証を進めることで、その理由に気づき、商品開発に至ったそうです。
ボンバダテルさんが完成まで2年を費やした力作です。
シャチホコのように尻尾を立てた姿勢が基本姿勢。
フックがどこにも当たらないので根掛かりしづらい造りになっています。
さらに、大きなリップ「ウィードバンパー」が、障害物やウィードをかわしてくれます。
※ウィードバンパーは特許取得されています。
トビキチの大きさ・重さは?
長さ | 16cm |
重さ | 49g |
トビキチの値段は?
7,500円です。
値段についてテルさんは以下のように言っています。
僕だってトビキチは出来るだけ安くしてみんなに使ってもらいたい。しかし、最高性能で作るには特殊技術を持った和歌山の大成さんしかできなかったんだ。4800円の中国製より7500円の国産精密最高性能のほうが絶対にいい。愛してるルアーに魂の全てを込めた。決して間違ったことはしていないと思う。
— BOMBADATERU (@BOMBADATERU) 2018年2月5日
ちょっと高いのですが、トビキチは、リップの着脱が可能で、前レンジ攻められるルアーになっています。
これ一つで2役、3役をこなしてくれるので、根掛かりでロストすることさえ避けられれば、結果的にコスパの高いビッグベイトだともいえます。
安くなっているところもありますね↓
トビキチ、個人的インプレ
琵琶湖南湖でおかっぱりで使用し、初釣行で50cmを連れてきました。
使用方法は、護岸スレスレのボトムのヨタ巻き。
ロッドはツララピメンタ、リールはクロナーク151に、PEライン65lbです。
ここ数年釣りをする中で、琵琶湖のバスが、大きめのシャッドがボトムをゆっくり泳いでくる動きに反応しやすいと感じていました。
やる気スイッチの入ってるバスは、ベイトを追い込む壁際スレスレにいることが多いですよね。さらに、護岸整備されたような場所では、護岸の底のわずかな隙間に逃げ込もうとするベイトを捕食しようとしているように感じます。
本当にゆっくり、しかも壁際すれすれを泳がせる時にバイトがあるので、なかなか高価なビッグベイトではロストが怖くて使えずにいましたが、ウィードバンパーを信じて強気で攻めることが可能になりました。
使い方は簡単で、トビキチが沈むギリギリの重さ、サスペンドに近いくらい超スローシンキングにチューンしておいて、あとはゆっくり巻いてくるだけです。ラインのたるみを張らないくらいゆ〜っくり巻くと、より生き物のナチュラルな動きに近づいていきます。
この釣り方では、今まではゲーリーハートテールのウエイテッドフックを、ボトムでズル引くことが多かったのですが、ハートテールではほとんど水平の姿勢です。
トビキチであれば、まるで小魚がボトムの餌をついばむようなシャチホコのような立ち姿勢で泳がすことができ、さらに、軽くシャクることで1点でリフト&フォールしてしつこく攻めることも可能です。
テルさんのつぶやきを参考にしました↓
もう完全にボトムの餌をついばんでる魚ですね。
まだ一ヶ月、完全アフターになるまでは温泉チューンが火を噴く。回収機をバッグに忍ばせてブラインドでかけ上がり3mラインのボトムを思いっ切りベロンベロン攻めてほしい。この時ロングキャストは必要ない。 pic.twitter.com/hoTLFjSuCA
— BOMBADATERU (@BOMBADATERU) 2017年6月11日
琵琶湖の春において、皆がスイミングジグやメタルバイブをオープンなエリアでやっている中で、一人ハートテールのスローロールを岸際ギリギリでやって釣果を上げていたのですが、今回それを上回る釣果を期待できるのでは、と来年の春が待ち遠しく感じています。
トビキチの根掛かり回収機
ただ、いくらウィードバンパーとはいえ、やっぱり7,500円のロストは怖い。
ということで、根掛かり回収機を作ることにしました。
テルさんがtwitterで、自作根掛かり回収機の写真を公開されています。
トビキチ用高性能回収機完成!袋に入れると意外にコンパクトになります。いざという時に助かりますので、果敢に攻めてください。大事なルアーはできるだけ無くさないようにしましょう。それがホントのエコ。メジャーポイントで引っ掛かっているルアーと細いラインの量恐ろしいよ。 pic.twitter.com/8RZCSK4SXb
— BOMBADATERU (@BOMBADATERU) 2017年6月11日
ホームセンターで購入できる材料まで説明してくれています↓
トビキチはスナッグレス性能が高いのでより高性能な回収機が必要です。お待たせしました!トビキチ回収機の部材とレシピご紹介致します! pic.twitter.com/hde8uxTvuc
— BOMBADATERU (@BOMBADATERU) 2017年6月11日
使い方は、カラビナをラインに通して、スルスルとトビキチがあるところまで落として、トリプルフックが刺さるようにロープを揺するだけです。
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