バス釣り
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【インプレ】ツララ(TULALA)ロッド・ピメンタ55。フロッグやビッグベイト使用がgood
ボンバダテルさんプロデュースのツララロッド、「ピカパウ57」、「モレーナ53」、「ピメンタ55」、「アべントゥーラ59」の中で、僕が最も愛用しているロッドがピメンタ55です。
ピメンタ55の特徴や、僕の主観ではありますがインプレを紹介します。
アマゾンシリーズですが、僕はアマゾンなど海外で釣りをしないので、日本のフィールドでのインプレになります。
ツララ(TULALA) ピメンタ55の特徴
長さ |
5フィート5インチ(1.67m) |
自重 |
135g |
ルアーウエイト |
10〜120グラム |
価格 |
39,800円 |
ピカパウ57、モレーナ53、アべントゥーラ59との比較
背負えるルアーウエイトの順は、
ピカパウ57 < モレーナ53 < ピメンタ55 < アべントゥーラ59
ピメンタ55は、アベントゥーラ59と同じコンセプトの一段ライトなロッドです。
ルアーウエイトは10〜120gと広めの設定になっていますが、本当に気持ちよく扱えるのは、14g〜60gですね。
た
バスをメインに使用を検討されている方、「バスにしてはちょっと硬いかな〜、だって怪魚ロッドでしょ?」と思うかもしれませんが、魚をかけてみるとわかります。グニャ〜とロッド全体で粘り強く曲がります。
使ってみると怪魚ロッドって印象はなく、いつでも車に積んでおきたい相棒って感じです。
バスロッドでいうところのH〜XHクラス、レギュラーテーパーのロッドです。
H〜XHクラスのロッドというと、棒のようなずっしり重みのあるロッドで扱いづらいイメージがあるかもしれませんが、超ショートロッドなので、同じH〜XHクラスでも感覚は全く異なります。
ピメンタ55、フロッグに向いてる?
バスや雷魚のフロッグにバッチリ向いています。
ピカパウ57、モレーナ53、ピメンタ55、アべントゥーラ59の中で、フロッグならピメンタがベストだと感じます。
10g程度の軽いフロッグを精度高くキャストしようと思うと、バスロッドと比べるとややロッドが硬いと感じるかもしれません。
そんな方はモレーナ53で十分ですが、マットからぶち抜いたりするには、ピメンタくらいのパワーが必要になります。
特に雷魚の場合は、モレーナでは曲がりすぎて扱いづらく、ピメンタかアベントューラが必要です。
全面マットカバーのようなフィールドでは、ある程度レングスが必要になるので、水路や細い河川をフロッグでランガンする方には超おすすめです。
パワーのあるロッドですが、レングスが短いためか、14g程度のフロッグをピンポイントでキャストしやすく、10g前後であってもキャストできないことはないです。
キャスト大好きな方、ショートロッド × フロッグの操作性の高さにやみつきになりますよ。
ガイドは、全て富士のダブルフットガイドで、さらにトップから5番までがチタンガイドなので、PEラインでガシガシ乱暴に扱えます。
ビッグベイトでの使用感
ジョイクロ148だけでなくジョイクロ178クラスのビッグベイトでも余裕で使用できます。
ボンバダテルさんも、ボンバダアグアのトビキチを使用する際にモレーナではなくピメンタを使用されることが多いそうです。
スローよりのレギュラーテーパーで、ロッド全体のしなりを使って投げることができ、後方重心のバランス設定で、重量のあるルアーも難なくキャスト可能です。
遠投性能は、ロングロッドには劣りますが、逆にロングロッドではなかなか攻められないような場所で、ジャーク&ステイで、繊細にビッグベイトを扱うことができ、今まで釣れなかった魚からの反応が期待できます。
ピメンタ55は、おかっぱりでは短すぎる!?飛距離は?
昔のバスロッドではありましたが、現在では5フィート5インチという短さはまずありませんね。
では、おかっぱりでは短すぎて使えないでしょうか。
いえ、全然使えます。
むしろ、ショートロッドでどんどんランガンしていく身軽さが、釣りロマンをくすぐってくれます。
僕の場合、主に、バス、雷魚、鯰をターゲットに淡水で使用していますが、とにかくキャストが好き。
ストラクチャーのない皿池ではテンションガタ落ちします。
今までは6.6フィート〜6フィート10インチくらいのバスロッドが一番キャスト精度が保てたので、5.5フィートでは慣れが必要かな、と感じていましたが、全然そんなことない。バランスが良く考えられた造りで、面白いようにキャストが決まります。
ただし、ロッドが短いので、長いロッドと比較すると飛距離はぐんと落ちます。
僕はPEラインで使用することが多いので十分飛びますし、できるだけ遠くに飛ばすような琵琶湖のオープンエリアでは使用しないので、気になることは無いですが。。
フロロやナイロンラインで、飛距離が必要なフィールドで釣りをされる方は、より長めのロッドが良いでしょう。
フローターやカヤック用のショートロッドとして
もう専用ロッドなのでは?と思うくらい、フローターやカヤックにぴったりのロッドです。
5フィート代のショートロッド取り揃えているメーカー減ったので、ツララは手放せません。
グリップが長くて邪魔になるのでは無いかと危惧していましたが、すぐに慣れました。
キャスト時は全く邪魔にならず、ジャーク時にちょっとベストに擦れたりするのが気になる程度ですね。
トッパーのようなシングルハンドキャストはこのグリップではできませんが、左手を軽く添えて、鋭いキャストをバシッとキメるイメージです。
ピメンタ55では扱いづらいルアー、飛距離は?
良いところばかりではなく、ピメンタ55が向いていないルアーやシチュエーションもあります。
まず、バスのトーナメント用の高感度ロッドと比較すると、感度が悪いです。
というか、感度は無いに等しく、「ハードボトムだな」とか「何か沈み物があるな」とか妄想を膨らませながらの釣りには全く向いていません。
さらに、スローよりのレギュラーテーパーなので、穂先で操作するワーミングには向いていません。
とにかく手返しよく投げまくって巻きまくる釣りに向いています。
巻きの中でも、かなりの引き抵抗があるマグナムクランクなら良いかもしれませんが、クランクやスピナーベイトを使うには、ロッドが硬くてルアーのアクションを阻害しまうので、クランクやスピナーベイトなどのバスルアーを巻きたい方は、ピカパウ57か、モレーナ53を使った方が汎用性が高いと思います。
ピメンタよりもよりライト級の巻物全般が得意なのがモレーナ53。もっとライト級の小型プラグでワームの釣りも兼用したいっって場合は、ピカパウ57が向いていると思います。
あとはショートロッドの宿命ですが、足場の高い場所は、操作も魚とのやり取りも難しくなるところが難点ですね。
まとめ
軽い力で小気味よくアクションをつけられるという点で、フロッグ、ジャークベイト、ビッグベイトでの使用が最適だと思います。
フローターやカヤックで釣りをする人にはもちろん、おかっぱりメインの方にも釣りの可能性を広げてくれる面白い1本になると思います。
僕が購入した時は在庫を探すのにかなり苦労しましたが、今では通販でも購入できるようです。
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