【村上晴彦のベイトタックル】ハートランドロッド、リールの組み合わせ事例

【村上晴彦のベイトタックル】ハートランドロッド、リールの組み合わせ事例



村上晴彦さんのベイトタックルについて紹介。実際に村上晴彦さんが使用されていたロッド、リール、ライン、ルアーの組み合わせ事例をまとめます。 繊細なラインセレクトは必見。「PE + フロロ」だけでなく、「フロロ + ナイロン」 の結束もされています。

ここで紹介できるのは一部ですが、ぜひ参考にしてみてください。 スピニングタックルについてはこちらの記事をご覧ください↓

【村上晴彦のスピニングタックル】ロッドの選び方、組み合わせ事例

【村上晴彦のスピニングタックル】ロッドの選び方、PE組み合わせ事例

2019年3月31日

ハートランド 802MHFB-SV AGS 60th Edition 「震斬BIWAKO SPEC」のタックル

このロッドは数量限定の60周年記念モデルで、記事作成日現在、通販サイトでは見つかりませんでした。
ハートランド 802MHFB-SVのタックル例

ロッド: ハートランド 802MHFB-SV AGS 60th Edition 「震斬BIWAKO SPEC」 (ダイワ)
リール: スティーズA TW1016HL(ダイワ)    RCS SVスプール1012(SLP WORKS)
ライン: 【フロロ】モンスターブレイブZ 16lb (ダイワ)

このタックルで使用されていたルアー

  • ネイルリグ / ギルフラット (一誠 / issei)

ロッドのレングスは、8フィートですが、琵琶湖ではなく普通の野池のようなフィールドで使用されていました。 セットするベイトリールは、ダイワの「スティーズA TW1016HL」

ギヤー比:6.3 / 自重(g):190 / スプール径(mm):34 / 標準糸巻量 ナイロン(m):14lb-115、16lb-100

スティーズAには、G1ジュラルミン製の超高精度φ34mmSVスプール「RCS SVスプール1012」をセットして使用されています。

対応機種:STTEZ SV TW STEEZ A TW ZILLION SV TW RYOGA1016

びっくりするほど艶かしい動きをするワーム「ギルフラット」 このタックルセッティングでは、ネイルシンカーを使ってギルフラットがまっすぐ泳ぐように調整し、オフセットフックを使用されていました。

艶かしいS字アクションが特徴のブルーギル型ワーム

フロロラインは、「モンスターブレイブZ」 ダイワの最高峰フロロラインです。

樹脂選定から各セクション全てを見直し、高強力を追求。耐摩耗性が大幅UPし結節強力もアップ、使用しても透明性を長く維持することに成功。



ハートランド HL7102HRB-AGS15「フォールテクニカルシャフト」のタックル

全長(m):2.39 / 自重(g):170 / ルアー重量:11-28g
ハートランド HL7102HRB-AGS15「フォールテクニカルシャフト」のタックル例
ロッド: ハートランド HL7102HRB-AGS15「フォールテクニカルシャフト」 (ダイワ)
リール: スティーズA TW1016HL(ダイワ)    RCS SVスプール1012(SLP WORKS)
ライン: 【ナイロン】スーパーハードポリアミドプラス 16〜20lb(東レ)

このタックルで使用されていたルアー

  • バイブレーション / ザリバイブ (一誠 / issei)
  • スイムベイト / ギルフラットスイマー (一誠 / issei)
  • ネイルリグ / ギルフラット (一誠 / issei)

こちらもかなり長いロッドですが、普通のフィールドで使用されていました。 リールはこちらもスティーズAですが、ラインがナイロンです。近年ナイロンラインの使用率が増えたという村上晴彦さん。使用しているナイロンラインは、まるでフロロのような使用感が定評のある「スーパーハードポリアミドプラス」

フロロカーボン同等の表面耐久力を持ち、ローストレッチ、高感度高強度設計。

このロッドのレングスでのバイブレーションは、飛距離の面で大きなアドバンテージですね。さらにナイロンラインなのでしなやかにキャスト可能です。 バイブレーションはisseiの「ザリバイブ」 
村上晴彦さんが自己記録の64cm、5700gのバスを琵琶湖でキャッチしたルアーです。

ハイピッチ、パワーウォブリングアクション。自らラトルを鳴らすシミーフォールがセルフバイトを誘発

ギルフラットスイマーは、ギルに模したスイムベイト。 ギルフラット同様に艶かしい動きをしますが、さらにスローリトリーブでもS字波動を生みます。

マサウオのブルーギルボディ版スイムベイト



ハートランド 741MHRB-SV AGS17 「疾風七四」のタックル

全長(m):2.24 / 自重(g):147 / ルアー重量(g):7-21

MHアクション、7.4フィートのレングスのマルチなロッド。広めのフィールドでこの1本で身軽にランガンするのにちょうど良い設計ですね。村上晴彦さんも使用頻度が高いようです。

ハートランド 741MHRB-SV 「疾風七四」のタックル例1
ベイトロッド: ハートランド 741MHRB-SV AGS17 「疾風七四 MH AGS」 (ダイワ)
ベイトリール: スティーズA TW1016HL (ダイワ)    RCS SVスプール1012(SLP WORKS)
ライン: 【フロロ】モンスターブレイブZ 12lb〜16lb (ダイワ)

このタックルで使用されていたルアー

  • バイブレーション / ザリバイブJr. (一誠 / issei)
  • バイブレーション / ザリバイブ (一誠 / issei)
  • メタルバイブ / ザリメタル (一誠 / issei)
村上晴彦の本気メタルバイブ。巻くだけで釣れる。またはリフトアンドフォールで釣れる。心地よいメタルバイブの誕生。
ハートランド 741MHRB-SV 「疾風七四」のタックル例2
ベイトロッド: ハートランド 741MHRB-SV AGS17 「疾風七四 MH AGS」 (ダイワ)
ベイトリール: スティーズA TW1016HL (ダイワ)    RCS SVスプール1012(SLP WORKS)
ライン: 【フロロ】ビッグバスフロロ 16lb (ダイワ)

このタックルで使用されていたルアー

  • ネイルリグ / ギルフラット (一誠 / issei)

ギルフラットはマス針にチョン掛けして使用されていました。

ハートランド 741MHRB-SV 「疾風七四」のタックル例3
ベイトロッド: ハートランド 741MHRB-SV AGS17 「疾風七四 MH AGS」 (ダイワ)
ベイトリール: タトゥーラ HLC6.3L-TW (ダイワ)    RCS SVスプール1012(SLP WORKS)
ライン: 【フロロ】モンスターブレイブZ 14lb (ダイワ)

このタックルで使用されていたルアー

  • メタルバイブ / ザリメタル9g (一誠 / issei)
  • 根魚玉(ジグヘッドリグ) / AKチャンク4インチ (一誠 / issei)

AKチャンクは、ポークを超えるべく設計されたチャンク。 極太肉厚テールが「べろーん」と動き、バスに強烈にアピールします。

ポークを超えるべく設計されたチャンク。

AKチャンクは、isseiの海シリーズ「海太郎」から発売されている「根魚玉(ネウオダマ)」を使ってリグっていました。 根魚玉は、普通のジグヘッドとは違い、ヘッドが多面体。さらにヘッド部分が動くので、根掛かりに強い特徴があります。アコウ、ハタ、ガシラのような海釣りを想定して設計されていますが、バス釣りでもテトラ、ゴロタの入ったところで活かせそうです。

スリヌケ性能抜群。特殊なジョイント型ジグヘッド。
ハートランド 741MHRB-SV 「疾風七四」のタックル例1
ベイトロッド: ハートランド 741MHRB-SV AGS17 「疾風七四 MH AGS」 (ダイワ)
ベイトリール: ジリオンSV TW 1016SV-SHL (ダイワ)    RCS SVスプール1012(SLP WORKS)
ライン: 【フロロ】モンスターブレイブZ (ダイワ)

このタックルで使用されていたルアー

  • ラバージグ / ビビビボム + ビビビバグ 3.2g (一誠 / issei)
  • ネイルリグ / ギルフラット (一誠 / issei)
  • メタルバイブ / ザリメタル 9g (一誠 / issei)

ビビビボムの太い触手はカットして、ビビビバグをセットして使用されていました。

樹脂タングステン成形、高弾性ワイヤーガード、ヘッドデザインを含む秀逸なウェイトバランスが特徴。
ボリュームの異なる触角に、凸凹のある複雑なボディ表面が、アクション時に微振動を生みます。



ハートランド HL721HRB-18 「疾風七弐」のタックル

HL721HRB-18 「疾風七弐」は、疾風、疾風七弐Type-Eの血統を汲みながらダイワ最先端テクノロジーと村上晴彦が創り上げたロッド。 ここでは、「疾風七弐Type-E」を使用されていたタックルもHL721HRB-18 「疾風七弐」として紹介します。

全長(m):2.18 / 自重(g):145 / ルアー重量(g):11~28

新しくなったハートランドには、ESS(感性領域設計システム)が採用されています。 ESSとは端的にいうと、ロッドがしっかりルアーにアクションを伝達するバランスに調整された設計。村上晴彦さんの「ちょうどいい」、「気持ちのいい」感覚がロッドに詰め込まれているそうです。

ハートランド 疾風七弐のタックル例1
ロッド: ハートランド HL721HRB-SV09E (ダイワ)
リール: スティーズA TW1016HL(ダイワ)    RCS SVスプール1012(SLP WORKS)
ライン: 【フロロ】ビッグバス フロロ 14lb

このタックルで使用されていたルアー

  • ネイルリグ / ギルフラット (一誠 / issei)
ハートランド 疾風七弐のタックル例2
ロッド: ハートランド HL721HRB-SV09E (ダイワ)
リール: スティーズA TW1016HL(ダイワ)    RCS SVスプール1012(SLP WORKS)
ライン: 【フロロ】ビッグバス フロロ 16lb

このタックルで使用されていたルアー

  • テキサスリグ / ビビビバグ (一誠 / issei)
  • スピナーベイト / クルコマ    トレーラーにキャラメルシャッド3.5インチ (一誠 / issei)
  • ネイルリグ / ギルフラット (一誠 / issei)

クルコマは、isseiから発売された初のスピナーベイト。名前の由来が「くるもの拒まず」というなんとも村上晴彦さんらしいネーミングです。

四季を問わず使用可能なスピナーベイト。コンパクトなシルエットで、小型から大型魚まで幅広くバイトを誘発させます。
ハートランド 疾風七弐のタックル例3
ロッド: ハートランド HL 722MHRB-19 (ダイワ)
リール: スティーズA TW1016HL(ダイワ)    RCS SVスプール1012(SLP WORKS)
ライン: ナイロン 16lb    フロロ16lb

このタックルで使用されていたルアー

  • スピナーベイト / クルコマ (一誠 / issei)
  • ジグヘッドリグ / カタクチワーム4.5インチ (一誠 / issei)
  • ネイルリグ / キャラメルシャッド3.5インチ (一誠 / issei)
  • ネイルリグ / キャラメルシャッド5インチ (一誠 / issei)

村上晴彦さんらしい繊細なラインシステム。ナイロン16lbにリーダーはフロロ16lb。トリプルサージェンスノットで結束しています。 ナイロンを使用される理由は、フロロと違って沈みにくいのでラインがまっすぐになりやすく扱い易いことです。ただ、ナイロンだけでは色々と心配なのでフロロを結束しているとのことでしたが、すみません、天才の考えがよく理解できませんでした(汗)

カタクチワームは、issei「海太郎」シリーズから発売されているワーム。 多分バス釣りで使用されている方は少ないんじゃないでしょうか。琵琶湖のヘビキャロでやばい威力を発揮するワームです。

カタクチイワシをリアルにイ模した4.5インチのワーム。

まとめ

ロッドの選択は、使用するルアーではなく、フィールドの広さで決定する場合が多いようですね。 ロッド「ハートランド」は、他のバスロッドと比較すると、ロッドの番手が細分化されておらずオールマイティーに使用できる設計になっています。そのためか、「ギルフラット、ザリバイブ、ザリメタル」がもっともよく使用されているルアーですが、ほとんどどのロッドでも使用されています。

読んでいただき、ありがとうございます! 良い釣果を!
【村上晴彦のスピニングタックル】ロッドの選び方、組み合わせ事例

【村上晴彦のスピニングタックル】ロッドの選び方、PE組み合わせ事例

2019年3月31日
村上晴彦が生んだ一誠ハードルアー9選まとめ

【まとめ】村上晴彦が生んだ一誠ハードルアー9選!

2018年10月28日
【まとめ】村上晴彦が生んだ一誠おすすめワーム9選

【まとめ】村上晴彦が生んだ一誠おすすめワーム9選

2018年10月13日

【徹底調査】釣りの天才・村上晴彦のプロフィール。考案リグやタックルや経歴

2018年8月11日

にほんブログ村 釣りブログへ

1 個のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です