【アオリイカは夜行性?】夜釣りのエギ選び・暗い時間帯のイカ釣り

【アオリイカは夜行性?】夜釣りのエギ選び・暗い時間帯のイカ釣り



夜のアオリイカは、深場や障害物でじっとしている日中よりも、警戒心が薄れて釣りやすくなるのでオススメ!
でも、なかなか釣れないと、暗闇の中何をやってるかよく分からず、まさに暗中模索って感じで不安になりますね。。
ナイトエギングでのポイントについて紹介します。

アオリイカって夜行性?

アオリイカは基本的に夜行性だと言われています。日中でも釣れますが、暗い場所を好み、マズメと夜間に活性が上がります。

日中は3m以上の深場の障害物や海藻でじっとしていますが、夜間は湾内の浅い場所で比較的簡単に釣ることができます!外敵に狙われやすい昼間よりも、夜間に活動した方が合理的なんですね!



夜でも目は見えるの? アオリイカの視力について

夜って水の中真っ暗だけど、イカは餌を見えてるの?

イカは、視力が良い生き物として知られています。

青色の絵の具に、赤色の絵の具を混ぜると、青紫になりますよね。そんな感じで、青一色の世界で生きているため、青色の中のわずかな色の変化を捉えることができると考えられています。
例えば、魚の青色と、海藻の緑っぽい暗い青色をはっきりと見分けているそうです。
また、自然発光する物質に敏感に反応すると言われています。
よって、夜間でも少なからず色選びは重要であるといえそうです。
また、アオリイカの目には偏光機能があります。釣り人は、偏光レンズのサングラスをして水面の反射を抑えなければサイトフィッシングが難しいですよね。偏光機能を持つことで、遠くまで見渡すことができ、水中から陸上の景色をはっきりと視認していると考えられています。

釣り人の姿もはっきり見えているんですね。

ナイトエギングのコツ、ポイント選び

夜間は湾内・構内。常夜灯周り

ナイトエギングで狙いやすいポイントは、湾内・構内。

餌となるベイトフィッシュは、夜になると外敵から身を守るために浅い場所へ上がってきます。それを追って、アオリイカも湾内・構内に入ってくるんです。
さらに、湾内・構内の中でも、常夜灯のあるポイントで釣果が上がります。常夜灯に集まるプランクトンにベイトフィッシュが群がることと、アオリイカは視力に頼って捕食行動するため、少しでも光がある場所が、効率よく餌が食べられるということですね。

特に、月が明るくない暗い夜は、餌が見つけにくいので灯りのあるポイントに集中します。
ただし、常夜灯周りのベイトフィッシュを狙うのはイカだけではありません。イカの外敵である大型の魚も入ってくるため、常夜灯の真下で堂々としているわけではありません。
小さな新子イカは頭が悪いのか、常夜灯の真下にずっといるやつもいますww

また、イカはさほど泳ぎが得意な生き物ではありません。泳ぎが得意ではないかわりに、瞬発的に動く力に長けています。追いかけて捕食するよりも、餌を待ち伏せして、獲物を確認すると射程圏内までそっと近づき、弓矢を引くように瞬発的に触腕を伸ばして捕獲しています。

ナイトエギング。常夜灯の狙い方

よって、上の図のAの領域にいるベイトフィッシュを、Bの領域で待ち構えているイメージです。
常夜灯狙いのコツは、明るいところと暗いところの境目、光の切れ目を意識して釣ることですね。
繰り返しになりますが、イカの目には偏光機能があるので、水中から陸上の人間の姿をはっきり見ています。夜間でも常夜灯などの明るい場所は、釣り人の姿が見られてしまったり、街灯からの影が落ちて、イカに警戒されやすくなるので立ち位置に注意が必要です。
例えば、釣り人の影が落ちないように、常夜灯で照らされた明るいところから、カが待ち構えているところへ泳がすように、Cの立ち位置でAの領域にキャストしてBの領域に引いてくるイメージが良いですね。
また、水深のある漁港では、常夜灯の真下であっても、深いところまでは灯りが届きません。

夜のエギング。常夜灯の真下

横方向の光の届く範囲だけでなく、水深で考えても光の切れ目は存在するんですね。

明るい月夜はランガンが吉

満月の夜のエギング

満月の夜は、釣りやすいと言われますが、ポイントが絞りにくく、難しい印象です。月が暗い夜は、常夜灯などの灯りのあるポイントに集中するので分かりやすいのですが、明るい夜はポイントが絞りにくいんです。
ラトル入り、夜光エギなどのアピールの強いエギを使用して、広範囲にどんどん移動しながら探って行くのが良いでしょう。

ナイトエギングはスローに誘うと効果的

夜は見えないので、ラインを張ってカーブフォールにしたりと、アタリをとることを優先にしがちですが、しっかりイカにエギを抱かせることを優先して、昼間よりもややゆっくりとアクションさせることが重要です。人間も暗いと見にくいですが、イカも夜間は餌は見にくいもの。
しっかりと抱かせるために、大きくキビキビしゃくるよりも、スローにしゃくり、フォールの時間を長めにとってあげる意識が大切です。少しでも違和感があったら、とりあえずアワセてみるくらいの感覚で大丈夫です。

エギングの夜釣りのタナ

夜間は、表層に浮いているイメージもありますが、基本的に昼間と同様にボトムから狙っていくのが無難です。ボトム〜中層〜表層と、徐々に狙うタナを浅くしていき、全層を探りながら、反応を探ります。
初場所や風のある日は、エギの着底がわかりづらいですよね。そんな時は、焦らず長めにフォールさせましょう。
その後、軽くロッドを横にスライドして「ズルズル...」って感触を確かめることで着底しているか判断できます。根の激しいところでやると一発で根がかるので控えめに!

着底までにかかったおおよその時間をカウントしておけばOKですね!



夜釣りのエギ選びのポイントは、色とラトル

夜釣りのエギ選び。カラーやラトルでアピール

特に昼間と関係なく、上布カラーがオレンジやピンクの定番カラーのエギで釣れますが、アオリイカは視力に頼って餌を捕食しているため、夜は、よりアピールの高いエギを選ぶことがポイントです。よりシルエットがはっきり出やすい色、あるいは、光を放つグローカラーを選びます。
シルエットがはっきり出やすいのは、赤テープなどの濃い色ですね。濃い色を使えば、黒くシルエットが出やすいという考え方です。

逆の考え方も時には有効のようです。
水中は、昼間は青色の世界ですが、夜間はほとんど黒色の世界です。
であれば、逆に白っぽいものはシルエットが出やすいですよね。夜でもナチュラルなクリア系やシルバーでも釣れるのは、このためだと思います。

さらに手取り早いのは、自ら光るエギを使うことです。光るエギなんて不自然では?と思うことがありますが、海の生物は光ってるものが多いんです。釣りの定番餌であるイソメも、海中ではわずかに光っているんですよ! アオリイカは、その生物が放つ微細な光を捕食行動の目印にしているため、夜光仕様のグローのエギは、効果的です。
ケイムラも、グロー同様に発光仕様ですが、紫外線を蓄光して光るタイプなので、夜はあまり意味をなさないかもしれません。

視力だけなく音や波動で餌を認識しているので、ラトル入りのエギで、音によってアピールを強めるのも効果があります。

ナイトエギングおすすめのエギを紹介します。

エメラルダス ラトル TYPE S「ハッスルナイト」

一時はどこに行っても手に入らないほどに人気だったエメラルダスの「ハッスルナイト」

参考ハッスルナイトの人気の理由についてはこちらの記事をどうぞ↓
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2018年10月8日

ヤマシタ エギ王 Q LIVEベーシック 夜光ボディ

ダート幅のある大きなアクションとラトル、夜光で夜のイカを広範囲に探ることができます。

 

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